“組体操BOYS vol.2”
幸か不幸か、編集部が彼らを発見して以来、
「マジデドウカシテル」「興味深いけど私には関わらないでほしい」「スネ毛キモい」
そんな問い合わせが後を絶たない。
ほかにも、「ブルマGIRLSはまだ?」「新種のホモサピエンスとして学会で発表したい」など、
クレイジーな意見も多く寄せられている。
幸か不幸か、編集部が彼らを発見して以来、
「マジデドウカシテル」「興味深いけど私には関わらないでほしい」「スネ毛キモい」
そんな問い合わせが後を絶たない。
ほかにも、「ブルマGIRLSはまだ?」「新種のホモサピエンスとして学会で発表したい」など、
クレイジーな意見も多く寄せられている。
もちろん組体操BOYSにもそのことを伝えようとしたけれど、全員遠い目をしたまま、
涅槃に達した修行僧のような表情で街へと駆け出していった。
"いまは黙って俺たちの渾身の演技を見てくれ”
まるで、そう言っているような彼らの白い背中を追いかけるうちに、ひとつの仮説が頭に浮かんだ。
ひょっとしたら、彼らはあの日の続きをしているんじゃなかろうか?
“区切られた校庭で、暖かい家族に見守られ行う予定調和なパフォーマンスなんてモウタクサンダ!!!”
そう言って、せまいグラウンドからハダシで飛び出したあの運動会の日の延長戦。
二度目の本番の真っ最中なのかもしれない――。
「HIKOUKI」×2 組体操BOYS×6
「BRIDGH」×3 組体操BOYS×6
「SABOTEN」×2 組体操BOYS×4
「MAENINARAE」組体操BOYS×7
「OVER THE KABE」 組体操BOYS×8
「SUPER JUMP」組体操BOYS×8
「SABOTEN2」組体操BOYS×2
※不定期連載で随時更新予定(彼らのパフォーマンスが続く限り)。
edit&text/吉田亀吉